企画から2年がかりの大事業でしたが、ついに「むぎのこ本」が完成しました。
むぎのこの歴史と、子ども達への支援の実際、思春期の育ち、お母さんお父さん達の思い、今後の支援の方向等、盛りだくさんです。
編集、発行頂いた福村出版の社長さんにも大変にエネルギーを注いでいただきました。
それから、北星余市高校つながりでむぎのこを推して頂いている、和歌山の精神科医である小野善郎先生にも100%バックアップしていただきました。
まだ、私(木村)はちらっとしか読んでいませんが、立ち上げから37年の北川園長の私心ゼロ、「なんとか子ども達やお母さん達に幸せになってもらいたい」という思いの、あまりな純度100%に滂沱の涙です。
むぎのこはその時に必要なできる限りの支援を、つぎはぎで行ってきているので、「雑多でよくわらかない」と見る向きもあれば、見る人が見れば「ものすごい支援だ」と言われることも多々あります。
そのような、多様である種混沌としたエネルギーが感じられる本だと思います。
皆さん是非、手に取って読んでください。
6月30日発売です
Amazonでは予約始まっています。
第一部 むぎのこ物語-すべての子どもの命が輝いて大人になるために
第1章 社会福祉法人麦の子会
第2章 むぎのこの誕生からの歩み
第3章 むぎのこの子ども・子育て・家族支援
第二部 子どもの成長・親の成長
第4章 むぎのこの子どもたちの日常
第5章 思春期から大人へ-移行期のむぎのこの子どもたち
第6章 高校での成長- 大人へのスタートライン
第7章 むぎのこのお母さんたち-お母さんの手記
第8章 お父さんの涙
第三部 一人の子どもを育てるには、村中の大人の知恵と力と愛と笑顔が必要
第9章 一人ひとりの存在が肯定(リスペクト)されるインクルーシブな社会に
第10章 支援は続くよどこまでも
執筆は、園長、古家統括部長、職員複数名、お母さん達 お父さん達、総勢27名による執筆陣となっています。