昨年から、強度行動障害の方の対応について、コンサルテーションを片倉厚子先生から、受けています。まる2年になります。
成人の方3人と、中学生1人と、その都度幼児さんの支援の在り方についてアドバイスを受けています。
成人の方々は、生活介護とグループホームでの暮らしにびっちり職員がついて、本当に良くなってきています。
良くなるとは、困っていた彼等の困り感が、少なくなって暮らしやすくなったという事です。
まず衝動的に自傷や他害が、かなりなくなりました。顔色も良くなって、生活介護の活動や、除雪に取り組めるようになりました。
困り感の高さは彼等の方なのに、支援する側の関わりが大変ということで、大変さを彼等の障害のせいにしてはならないと何度も何度も教えてもらいました。
若い先生達も厚子先生のアドバイスを受けて、自閉症の青年たちに、今一度、人を信頼してもらえるようとても頑張ってくれました。
ワークシステムでは、かなり難易度の高い課題もできるようになり、本当に彼等の秘めた力に驚かされました。
彼等も変わったけど、嬉しいことに支援している若い先生達の顔つきも変わりました。
本当に外部の先生の支援のなか、成長させてもらいその結果、利用者も健全さを取り戻し本当に有難いことです。
まだまだ、まだまだこれからも支援は続きます。見立てと手立てを考える職員が、なんだかみんな嬉しそうです。